恒例のデリスー２、キャストインタビューです。
今回はa-fiction初登場となる、松山コウさん（劇団C2）です。
文章にてご回答くださいました。
役のイメージとは違い、真摯で誠実な
お人柄の表れるインタビューとなってます！
ぜひお楽しみください。
****************
【DS2について】
Q.台本を読まれての印象・ご感想を教えてください。
A.裏側から表をのぞき込んで、いろんな価値観を眺めるというか。
雰囲気がとっても個性的で面白いです。
人間の好き嫌い、特に愛情なんてのは、人が壊れるのには十分な力があるんだなぁと思いました。
Q.桐野進一郎という役について教えてください。
・自己啓発セミナーのカリスマ講師という人物ですが、キャラの印象はいかがでしたか。
A.カリスマ講師、人気、口が巧いなど……出てくるワードで既になんとなくいけ好かなさ満載です。でも、人間的です。喋り方や言葉選びは問題ある人ですが、ちゃんとカリスマしているんでしょう。頑張ってますよ、彼は。
Q.こう演じたいというお考えがあったら教えてください。
A.特に考えないようにしてます。イメージやプランなどは勝手に浮かぶとは思いますが、特に意識せずに演じたいです。
Q.桐野は、実際のご自分とは近い？遠い？
A.遠いんじゃないでしょうか。でも、役者としてならカリスマとかいい響きですよねぇ。
Q.「自己啓発セミナー」に行かれたことは？なければその印象は？
A.ないです。でも、なんでもそうですが明確な目的があるなら勉強になると思います。
Q.DS（デリバリースーサイド）のような、本人から自殺処理を請け負う業者が今後現実に出てくると思われますか？
A.ひょっとしたら知らないだけで、存在してるかもしれませんね。
Q.知り合いがDSのような仕事をしだしたらどうされますか？
A.そういった仕事を選ぶというのには知り合いにも事情があるのでしょう。『犯罪』じゃなければ応援します。
Q.DSという存在に対して、賛否を言うとしたらどちらでしょう？
A.不賛成。死ぬことがお金になることで生まれる事件はもうたくさんありますから。
【松山さんご本人について】
Q.役者を始められた動機をお聞かせください。
A.高校で、男子が少ないから入部してほしい、と女子が何十人もいる演劇部に入りました。青春ですね。
Q.演じていて最も充実を感じるのはどんな時でしょうか。
A.舞台の上で、会場に来てくれているお客様と共演者とスタッフさんとみんなで一緒に同じ瞬間呼吸してる時。
Q.やってみたことのない役、また今後演じてみたい役はありますか。
A.やってみたいというか、シリアスもコメディもアクションエンタメも、楽しく演じていきたいですね。
【最後に】
Q.ご観劇のお客様へメッセージをお願いします！
A.劇団C2の松山コウです。
自殺という重たいものをテーマにしてますが、作品として興味深く胸に残る作品を作っていきたいと思っております。
そして自分の役も含め、色んなキャラクターが抱える内面の感情をどう感じてもらえるのかとても楽しみです。
一緒に楽しみましょう。舞台上でお待ちしております！
****************
